2023年2月 新規ゲノミックヤングサイア紹介

ジェネティクス北海道 2023年2月期 新規ゲノミックヤングサイア

JP3H60938 ラジカル

ジェネティクス北海道 JP3H60938 ラジカル

血統:マスターカード×ハンブレンカインド×デンバー

個体識別番号:15030-1797-7
生年月日:令和3年5月7日
生産者:北海道 杉浦 尚 氏

高能力・好繁殖性に加え耐久性に優れた体型を持つオールラウンダー種雄牛

2023年2月に初登場した「ラジカル」は北海道帯広市 杉浦尚牧場にて繁栄する日本を代表する「YKT テツチエ アマンダ EX-93」ファミリーより輩出されたゲノミックヤングサイアです。当団ゲノミックヤングサイア第1位の疾病繁殖成分(+328)と第1位の長命連産効果(+141,907円)、第2位の耐久性成分(+705)、第4位の乳代効果(+140,997円)と産乳成分(+2,345)が特徴のオールラウンダーな種雄牛です。

3代母「YKT テツチエ スージー EX-90」は5乳期連続乳量2万kgを達成した高能力牛であり、生涯生産乳量138,553kgを達成、ファミリーからは多数の2万kg牛を輩出しています。母「YKT テツチエ ハイジ VG-85」は1-10 305日 M10,905kg F 423kg 3.9% P 378kg 3.5%の成績を持ち、2産目で乳器86点を獲得した好体型のハンブレンカインド娘牛です。

「ラジカル」はファミリーの高能力と長命性に加え、父「マスターカード」の好乳器と優れた管理形質、母の父「ハンブレンカインド」の好体型がマッチしたマスターカード息牛です。また中型サイズの体と在群能力(+3.02)の高さも特徴であり、飼養環境問わず活躍が期待される種雄牛です。

能力と繁殖性を両立し、牛群で長く活躍する体型を持ち合わせた娘牛生産に最適なゲノミックヤングサイアです。

ジェネティクス北海道 JP3H60938 ラジカル
タップすると大きく表示されます

JP3H60821 レインボー RED

ジェネティクス北海道 JP3H60821 レインボー RED

血統:ロナルド×シンプリシテイー P RC×デユーク

個体識別番号:13884-2878-3
生年月日:令和3年2月27日
繁殖者:アメリカ トレント&ケルシーヘンドリクソン/ジョン シュネラー
生産者:北海道 鈴木 重充 氏

好体型と高能力を兼ね備えるトップクラスのレッド種雄牛

2023年2月に初登場した「レインボー RED」は当団ゲノミックヤングサイア第2位の長命連産効果(+129,059円)、第3位の耐久性成分(+689)、第2位の在群能力(+3.86)に加え高い乳代効果(+129,324円)を持つレッド種雄牛です。

「レインボー RED」は当団優良遺伝資源造成事業により、アメリカ ウィスコンシン州トレントウェイ牧場から導入した受精卵産子であり、北海道標茶町 鈴木重充牧場にて誕生しました。ファミリーはレッドキャリアを持つ好体型・高インデックスの「モーニングビユー スーパー ロクシー EX-90」です。「スーパー ロクシー」はEX牛を多数輩出している好体型ファミリーであり、「レインボー RED」の祖母「トレントウエイJS ロナ ET EX-91」はデユークの代表娘牛としても知られています。母「トレントウエイJS レツドゾーン RED ET EX-91」はさかのぼること14代連続VG&EX級であり、1代を除く13頭がEXを獲得している深い血統が特徴です。

「レインボー RED」は体型のみならず、乳成分オールプラス、低い体細胞スコア(1.64)、乳量+1,161kgとレッド種雄牛の中でもトップクラスの高能力を発揮します。さらに空胎日数は123日と優れ、疾病繁殖成分(+168)は第3位にランキングします。

ロナルド×シンプリシテイー P RC×デユーク×ドレツサーという独特の掛け合わせも特徴であり、優れた耐久性成分かつ高能力から毛色問わず活躍が期待されます。

レッド娘牛生産のみならず、トータルバランスに優れた娘牛生産に最適な種雄牛です。

ジェネティクス北海道 JP3H60821 レインボー RED
タップすると大きく表示されます

JP3H61093 マスター PP

ジェネティクス北海道 JP3H61093 マスター PP

血統:ライムライト P×シンプリシテイー P RC×アンサー PO

個体識別番号:16058-0619-6
生年月日:令和3年7月20日
生産者:北海道 (株)稲川牧場

産子は100%無角!ホモ無角(PP)かつレッドキャリア(RC)を持つトップクラスの無角種雄牛

2023年2月ゲノミックヤングサイアとして初登場した「マスター PP」は北海道美瑛町 (株)稲川牧場から生産されたホモ無角(PP)とレッドキャリアを併せ持つ「ライムライト P」息牛です。

ファミリーはアメリカ ペンシルベニア州ペンイングランド牧場を代表的する高ゲノミック無角雌牛「ペンイングランド キヤンデイ11937 ET VG-87」であり、さかのぼること7代連続VG以上を達成、好体型無角種雄牛「コブラ P」をはじめとし、北米の無角遺伝子改良をけん引するファミリーです。「マスター PP」の祖母「ペンイングランド キヤンデイ 13894 P ET」は当時ホモ無角の未経産牛第6位であり、当団では優良遺伝資源造成事業として「シンプリシテイー P RC」を交配した受精卵を導入しました。そして誕生したのが母「デイベロツプ シンプリシテイ キヤンデ 9337 ET GP-82」です。母「キヤンデ 9337」は現在、経産牛第157位(2023年2月評価)にランキングする国内トップクラスの無角雌牛であり、多数の子孫が活躍しています。

「マスター PP」は無角種雄牛として国内トップの総合指数(GNTP+2,649)と高い産乳成分(+2,185)を持ち、乳成分オールプラス、好乳器(+0.93)、好ましい尻の角度が特徴です。さらに中型サイズで気質温厚、優れた管理形質に加え、産子は100%除角不要となります。産子の除角が不要になることからストレス除去、作業の省力化に最適な無角種雄牛です。

ジェネティクス北海道 JP3H61093 マスター PP
タップすると大きく表示されます