1 1頭の雌牛に対して最大で3頭推奨されます!

選択した種雄牛の中から
① 両親平均(父牛と母牛の能力の平均値です)
② 近交退化量(近親交配は生産能力や体型・繁殖性に影響を及ぼします)
③ 優性効果(父牛と母牛の相性による効果です)
を基に推奨種雄牛が選ばれます。

2 GenFITを実施すると改良が進みます!

GenFITを実施した牛群は実施していない牛群に比べて、近交係数の上昇を抑制しながら、
泌乳形質・体型形質の改良も進むことが確認されています。(北海道ホルスタイン農業協同組合調べ)

GenFIT結果を基に生産された
雌牛の平均
それ以外の種雄牛から生産された
雌牛の平均
近交係数(%)4.845.23
乳量(kg)+107+56
肢 蹄+0.13-0.38
乳 器+0.24-0.54

また、当団が日本ホルスタイン登録協会北海道支局の協力のもと、近交係数と推定育種価を
分析した検証結果においても同様な改良効果が確認されました!

GenFIT結果を基に生産された雌牛は、それ以外の種雄牛から生産された雌牛に比べ、

近交係数は低く抑えられ、

乳量・乳蛋白質量・乳脂量・決定得点・乳器・肢蹄のEBVは増加しました!

また、当団が日本ホルスタイン登録協会北海道支局の協力のもと、近交係数と推定育種価を
分析した検証結果においても同様な改良効果が確認されました!

GenFIT結果を基に生産された雌牛は、それ以外の種雄牛から生産された雌牛に比べ、

近交係数は低く抑えられ、

乳量・乳蛋白質量・乳脂量・決定得点・乳器・肢蹄のEBVは増加しました!

この分析結果を「第70回 北海道家畜人工授精技術研修記念大会」で発表し、
「繁殖技術 Vol.34」にも掲載されました。